東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、新しい新幹線予約サービス「新幹線eチケット購入機(仮称)」の検証を2026年度末ごろから開始する。まずは、大宮駅および宇都宮駅で実施。今後、検証結果を反映させながら設置駅の拡大を検討するほか、インバウンド向けの購入円滑化など段階的なサービス発展を目指す方針だ。
今回検証を開始する新端末は、アプリのインストールや事前の会員登録を不要とし、最短1分で「新幹線eチケット」の購入を可能にする。購入後は手持ちの交通系ICカードを自動改札機にタッチするだけで、チケットレスでスムーズに乗車できる体験を提供する。
東北、秋田、山形、上越、北陸(東京~上越妙高間)の各新幹線を対象に、自由席や普通車指定席のほか、グリーン車やグランクラスの予約も可能。決済方法はクレジットカードのみで、一度に大人1名分の購入に対応する。
同社は、2026年秋ごろに提供開始予定の新幹線予約サービス「JRE GO」でも、アプリ不要で新幹線eチケットを最短1分で予約できる仕組みを打ち出しており、今回の購入機とあわせて、利用者の状況に応じたチケットレス乗車の選択肢を広げていく。
JR東日本の調査では、券売機で新幹線きっぷを購入する利用者の約8割が乗車当日であり、そのうち半数が発車20分前以内に購入している実態がある。現行の券売機はUIの複雑さなどの課題を抱えており、急いでいる利用者やスマートフォンの操作に不慣れな層から不安の声が寄せられていた。

