ＡＮＡ/全日本空輸（NH）が発表したANAグループの12月の旅客輸送実績によると、国際線の旅客人数は前年比1.9％増の51万181人となった。旅客数は2012年10月以降、前年を下回っていたが、2カ月ぶりにプラスとなった。有効座席キロ（ASK）は15.0％増、有償旅客キロ（RPK）は14.0％増で、利用率は73.7％と前月よりも1.5％改善している。
方面別では旅客数、利用率とも北米が好調で、旅客数は24.5％増の11万2281人、利用率は77.9％と最も高い。次いでヨーロッパが旅客数が13.1％増の5万2796人、利用率は76.2％。長距離方面はいずれも2ケタ増となった。アジア・オセアニア方面は旅客数が5.2％減の34万5104人、利用率は69.0％だった。
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