アメリカン航空、機内食やラウンジの食体験の向上へ、欧州・南米路線で提供開始

羽田/ロサンゼルス間をつなぐB777-300ER

アメリカン航空は、料理界の発展のために設立された「ジェームズ・ビアード財団」とパートナーシップを締結した。今後、機内食や空港ラウンジで同財団の新進気鋭のシェフが考案するメニューで乗客に対して最上級の食体験を提供していく。

ジェームズ・ビアード財団は、アメリカの料理界の発展に大きく寄与したジェームズ・ビアード氏(1903-1985)をたたえ、その死後にアメリカにおける料理界の発展・継承を目的として設立。さまざまなイベントや奨学金制度を実施し、レストランや個人に授与される「ジェームズ・ビアード賞」は料理会のアカデミー賞と呼ばれている。

このパートナーシップによって、アメリカン航空は、ジェームズ・ビアード賞の最初の受賞者で、シカゴのイタリア料理レストランMonteverde Restaurant & Pastificioでシェフを務めるサラ・グルーネンバーグ氏が考案したメニューを、今年12月3日から同航空のラウンジ「フラッグシップ・ファースト・ダイニング」および「フラッグシップ・ラウンジ」で提供を開始する。

また、12月11日からは機内食でも「フラッグシップ・ファーストクラス」と「フラッグシップ・ビジネスクラス」でも提供を開始。提供される便はアメリカ発ヨーロッパ行き、アメリカ発南米行き、JFK空港とロサンゼルス空港あるいはサンフランシスコ空港を結ぶ国内線。公式ウェブサイトでは、予約便の30日前から出発24時間前まで事前予約も受け付ける。

ほうれん草とリコッタチーズのロトーロパスタ(報道資料より)

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