2階建てバスで東京の街並みを眺めながら回転寿司を楽しめる「SUSHI BUS」が、2026年10月10日から運行を開始する。企画・運営するSUSHI BUS社が、WILLER ACROSSと共同で展開。日本の食文化と街の観光を組み合わせ、移動そのものを楽しむ体験を提供する。
東京駅近くの鍛冶橋駐車場を発着し、約70分間で都内を周遊する。利用者はオープントップバスの2階席で、専用レーンを流れる寿司を食べ放題で楽しめる。寿司は1階のキッチンで用意し、車内エレベーターで2階へ運ぶ。全20席で、料金は大人1人1万6000円(税込、飲み物付き)。雨天時には透明な屋根を閉じて運行する。
主なターゲットはインバウンド旅行者だが、日本人も利用できる。同社によると、9月30日の予約開始後5日間では、日本人の割合が約7割を占めた。車体は巨大なマグロの寿司をイメージしたデザインで、1号車を「マグロ号」と名付けた。
実現に向け、構想から約2年半にわたり開発や検証を重ねた。車両はWILLER ACROSSが保有するレストランバスを改装して活用。回転寿司レーンの導入では、寿司コンベアメーカーの北日本カコーと検証を進めた。
SUSHI BUS社が企画立案、集客、顧客対応、現場運営などを担い、WILLER ACROSSは車両貸与、改装、運行支援を担当。日常的なバス運行はアイビーエスがおこなう。SUSHI BUS社は、2027年中に複数台を追加する構想も示している。



