全日空、ミャンマーの航空会社に戦略的投資、新たな成長領域拡大へ

全日空(NH)グループは、ミャンマーの航空会社「Asian Wings Airways Limited (AWA)」と提携協議を行い、資本提携に関して基本合意に至ったと発表した。AWAはミャンマーの民間新興エアラインで、小規模ながらも堅実な黒字経営を行っており、現在は国内線のみの運航たが、今年10月より国際線就航を予定。2018年までにA320型機10機体制を目指す。

ANAグループは、約25億円(2500万米ドル)を投資し、AWAの株式49%を取得。今後、AWAに対して運航・整備に関する安全性・定時性の強化やサービス品質向上にむけた業務支援を行い、国内線・国際線両事業においてミャンマーの他エアラインとの差別化を図るとともに、AWAの事業拡大を進めていく考え。今回の投資は外国のエアラインがミャンマーの民間エアラインへ投資を行う初のケースになる。

NHグループは、「2013−15年度中期経営戦略」に基づいて、新たな成長領域拡大として、アジアへの戦略的投資などによる航空関連ビジネスを中心とした多角化戦略に取り組んでいる。

9月30日からは成田/ヤンゴン線をデイリー運航し、機材も大型化する予定だ。



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