近畿日本ツーリスト「e宿」で宿泊施設の利便性向上へ、予約サイト一元管理「手間いらず.NET」と連携

近畿日本ツーリスト個人旅行は、Webの宿泊予約サービス「e宿」(いーやど)で、宿泊施設が複数の宿泊予約サイトを一元管理できる「手間いらず.NET」とのシステム連携を開始した。この連携で、同社が契約する宿泊施設の客室稼働率向上と販売拡大に期待するとしている。

サイトコントローラといわれる「手間いらず.NET」とは、複数の宿泊予約サイトと宿泊施設の自社サイトの予約システムを一元管理できるASPシステム。楽天トラベル、じゃらん.net、るるぶトラベル、一休.com、ベストリザーブ・宿プラザ、Expedia、agoda、Booking.com、HRSなどのOTAやサイトサービスの多くが導入している。自社ホームページ用の宿泊予約システムの導入では、楽天トラベルR-with、じゃらんホームページダイレクト、ダイレクトイン、予約プロ、予約番V4などがある。

なお、近畿日本ツーリスト個人旅行は、2013年10月にWeb上の宿泊券販売に特化した「e宿泊事業部」を設置。個人旅行を扱う同社の安定基盤となるべき部署として「V500プロジェクト」として2016年にWeb宿泊販売の取扱い500億円を目指している。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…