レストラン車両で構成する観光列車、内外装デザインは隈研吾氏で年間100日運航へ -西武鉄道

西武鉄道は2016年2月1日より、レストラン車両だけで構成される観光列車「西武 旅するレストラン 52席の至福」の予約受付を開始する。運行開始日は4月17日。土休日を中心に年間100日程度の運行となる見通しだ。

この列車は、沿線地域の活性化や新たな旅行スタイルの提供を目的に開発されたもの。4000系車両(4両1編成)をリメークしたもので、定員は52名。4両編成のうち、1号車は多目的スペースやトイレ、2号車と4号車はオープンダイニング(26席)、3号車はオープンキッチンスペースとなる。

内装と外装デザインは、新国立競技場の設計も手掛ける建築家・隈研吾氏が担当。1両ごとに西武鉄道沿線の代表的な観光地「秩父」の四季をイメージした外装を施し、内装でも地元の自然をモチーフとしたデザインを採用。たとえば、車内とデッキの仕切りに「秩父銘仙」を使うほか、天井には柿渋和紙や優良木材として有名な「西川材」を使うなど、地元の伝統工芸や地産木材も取り入れたものとなる。

車両のイメージは以下のとおり。 提供される食事内容は、以下の特設サイトで発表となる予定だ。

西武鉄道:報道資料より

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