山梨の「食」を外国人旅行者にアピール、越境EC会社や観光機構、旅行会社らが着地型旅行商品を造成へ

山梨県の訪日外国人旅行者の増加を目的に、山梨の食を核としたインバウンド・フードツーリズム構想が立ち上がった。このほど、日本食品専門の越境ECサイトを運営するゴハンスタンダード、やまなし観光推進機構、山梨県商工会連合会、山梨中央銀行などが「山梨インバウンド・フードツーリズム」事業コンソーシアムを発足し、外国人向けの着地型旅行商品の造成に取り組む。参画団体・事業者等は下記のとおり。

ターゲットはグループ客ではなく、先進国の中間所得層以上の旅行者。地域経済の活性化を主眼に置き、観光収益の単価アップを目指す。また、ゴハンスタンダードの越境ECサイト「和食エクスプローラー」を活用した帰国後の地域産品の販売にも対応し、収益の最大化と再来訪の促進をはかる。和食エクスプローラーについては、会員組織を活用した旅行ニーズの事前把握も可能だという。

第1弾として、外国人モニターツアーを実施。2016年3月28日発、3月31日発で1泊2日のツアーを計2本実施し、最終日にはグループインタビューを実施する。その後、4月に外国人による外国人旅行者のためのモデルプランを造成。5月に英語の特設ピーアールページを立ち上げ、初夏にツアーの本格販売を行なう予定だ。ツアーでは初年度で約1200名の集客を目指す。


【参画団体・事業者】

  • 監修:やまなし観光推進機構、山梨県商工会連合会
  • 事業者連携サポート:山梨中央銀行
  • ツアー協力:甲州信玄の会(地元生産者団体)
  • 旅行企画・実施:やまなし観光推進機構、ツーリストジャパン
  • プロデュース/海外PR:ゴハンスタンダード(和食エクスプローラー運営)

発表資料より

参考情報>>

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