米国とイスラエルによる攻撃に対するイランによるイスラエルや中東各地への報復攻撃によって、中東では空港の閉鎖、港湾業務の停止、金融市場の混乱などビジネスに大きな影響が出ている。
イランの報復攻撃では、湾岸諸国の空港、軍事施設、港湾、ホテルも標的となった。ドバイ国際空港とアブダビのザイード国際空港は、ともに被害を受け、両空港で人的被害もでている。
ドバイでは、ドバイ・マリーナとパーム・ジュメイラ周辺の住宅街にも影響が及び、「フェアモント・ザ・パーム・ホテル」で火災が発生し、「ブルジュ・アル・アラブ・ホテル」も被害を受けた。
「フェアモント・ザ・パーム・ホテル」は最近、クウェートのアルザン・インベストメント・マネジメントに3億2500万ドル(約510億円)で売却されたばかりだった。湾岸地域のホテル需要の高さを示すものと見られていたが、今回の被害は、この地域の観光経済への打撃を如実に表す出来事の一つとなっている。
米国、英国、欧州連合(EU)は、湾岸地域への渡航勧告を更新し、国民に対し不要不急の渡航を控えるよう促している。地域の空域の大部分が閉鎖されたため、3月1日にはドバイ、アブダビ、ドーハなどの主要な乗り継ぎ空港は閉鎖、あるいは発着が厳しく制限された。
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