熱海市の宿泊者数、2025年度は319万人で過去最高水準、宿泊税初年度は想定上回る

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熱海観光局は、このほど2025年度の市内宿泊者数が入湯税ベースで319万9457人、宿泊税ベースで349万1300人になったと発表した。入湯税ベースは温泉入浴を伴う宿泊者を中心に把握するのに対し、宿泊税ベースは宿泊そのものを対象とするため、より広い宿泊実態を反映する。

入湯税ベースでは前年比4.2%増を記録。コロナ禍前の2018年度比でも3.4%増となっており、2001年度以降で過去最高の水準を更新した。都心から最短29分という圧倒的なアクセス性に加え、温泉、海、定期的な花火大会といった定番の観光資源が国内旅行層をとらえた格好だ。

また、導入初年度となった宿泊税ベースの利用者数は約349万人となり、当初見込んでいた340万人を約10万人上回った。

熱海市のインバウンド比率は全国主要観光地と比較すると限定的だが、台湾や米国を中心に増加傾向にある。今後は受入環境の整備を進め、平日や閑散期のさらなる誘客を推進する方針だ。

宿泊施設の供給面では、2025年度に新規開業やリニューアルにより350室以上の客室が増加した。2026年度以降も「ヴィラージュ熱海」や「TAOYA熱海」などの開業・改装が予定されており、多様化する滞在ニーズへの対応が加速している。

熱海観光局は2026年度から「熱海市観光基本計画2026-2030」を本格化させる。量的な拡大にとどまらず、地域住民や環境と調和した「変化しつづける温泉リゾート」として、地域全体の価値向上を目指す考えだ。

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