京都市、環境に優しい修学旅行で表彰制度、「歯ブラシ持参」「食事をできるだけ残さない」など条件で

京都市環境政策局は2017年9月から2018年3月まで、環境に優しい修学旅行に取り組む学校を表彰する「京都エコ修学旅行」プロジェクトを実施する。京都議定書発祥の地として、ごみの減量化や分別を進め、環境にやさしいライフスタイル推進につなげるもの。昨年度に続いて2度目の開催だ。

このプロジェクトの対象となるのは、期間中に修学旅行で京都市内に宿泊する学校であり、なおかつ「歯ブラシの持参」「エコバックの携帯」「出された食事をできるだけ食べきり、食べ残しを出さないこと」を実践できる学校。

さらに、これら3点に加えて学校独自の「エコ」な取り組みを宣言する学校を対象に「エコ・アクション+1(プラスワン)」も実施。プラスワンの取り組みを宣言した後に12月末までに京都市内に宿泊、2018年1月5日までに実施報告書を提出した学校の中から優秀校を決定する。

これらプロジェクトに参加するには、学校単位で「京都エコ修学旅行」宣言書を提出して申し込む必要がある。参加校の修学旅行生には、買い物時に利用できる京都市オリジナルのエコバックが先着2万枚限定で配布される。

詳細や応募に必要な書類などは京都のごみ減量・分別リサイクル情報サイト「こごみネット」で参照できる。

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