香港・マカオ・広東をつなぐ世界最長の橋が開通、全長55キロの「港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)」、観光の新名所にも

2018年10月24日、世界最長の海上橋と海底トンネルからなる「港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)」が開通した。香港と中国南部に位置するグレーターベイエリア(広東・香港・マカオ大湾区)をつなぐもの。全長は55キロメートルあり、米サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジの20倍に相当する。

港珠澳大橋がカバーするのは、香港国際空港近くの人工島から、マカオ、中国本土の珠海市まで。高速バスも運行する。香港国際空港から中国・珠海までの所要時間は、これまでの4時間から45分にまで短縮するという。

大橋自体が香港およびグレーターベイエリアの観光名所となることが期待されており、すでに「現代世界の7大奇跡」として評価するメディアも。また、多様な文化を持つ観光スポットへのアクセス向上により、周遊旅行の計画の幅が大きく広がる。


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