グーグルが宿泊検索で「民泊」取扱いを本格化、提携OTAの掲載物件で、日本語サイトでも

グーグルは2019年春、モバイル端末向けの宿泊検索サービスで、バケーションレンタルの取扱いを本格展開している。

グーグルでは2018年から、モバイル端末とデスクトップパソコンの両方で、価格、ロケーション、評価レートなどの条件フィルターをかけながら、希望のホテルを探す検索サービスを開始。文字情報だけでなく、客室などの画像も多数掲載するなど、順次、内容を拡充。2019年は、バケーションレンタル検索にも力を入れており、今後、地域や施設タイプを増やしていく。

モバイル向けバケーションレンタル検索ページに掲載されている物件は、グーグルの提携しているOTA各社が取り扱うもの。例えば、エクスペディア、ホームアウェイ、ホテルズドットコム、ネクストパック(NextPax)、レッドオーニング(RedAwning)、レンタルユナイテッド(Rentals United)、トリップアドバイザー、VRBOなどがパートナーとなっている。最終的には予約まで完了できる仕組み。

検索する際は、例えば「レイク・タホ湖畔の山小屋」「シドニーのビーチハウス」などキーワードを入れてもいいし、「バケーションレンタルのヒント(vacation rentals tip)」をクリックして情報収集もできる。

また「価格」「アメニティ」などのフィルター機能を使い、検索範囲を絞ることもできる。ホテル検索ページと同様、表示された画像を見ながら、レビュー評価を読み、希望日の客室在庫の有無や価格をチェック。宿泊先が決定したら、最後はパートナーOTAのサイトで「予約」をクリックして手続き完了となる。なお、宿泊施設の情報はすべて、パートナーOTAが提供したものとなっている。

なお、バケーションレンタルの検索・予約サービスをはスマホの日本語版サイトでも利用可能。グーグルでは、4月中にはデスクトップでも、提供開始する予定としている。

「グーグル宿泊検索」画面イメージグーグル宿泊検索

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