兵庫県丹波篠山市は、野生動物による農作物などの被害(獣害)対策をきっかけに、都市部の住民を巻き込んだ地域おこしへとつなげる取り組みを展開している。高齢化や担い手不足により、獣がい対策の負担が大きくなるなか、市外からの来訪者である関係人口を巻き込むことで、持続可能な獣害対策を目指していく。
丹波篠山市では、サル、イノシシ、シカなど野生動物が農作物を食べてしまう被害が頻繁に起きており、農業被害額は1年間で約1000万円、被害面積は8.5ヘクタールにものぼるという。
そのなかで、丹波篠山市は「獣がい対策実践塾」を開設。高校生や大学生のほか、野生動物や丹波篠山に関心がある人などを対象に、野生動物の習性や農作物被害対策の学習、獣害防護柵の点検や修繕、わなの設置やジビエ体験などの機会を提供している。



