エア・カナダ、プレミアム旅客の需要が夏から秋にシフト、日本や欧州の猛暑を回避、今秋の収益は過去最高の見通し

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写真:ロイター通信

エア・カナダの最高商務責任者(CCO)マーク・ガラルド氏は、2026年9月と10月の同社の収益が、この時期として過去最高を記録する見通しだと明らかにした。その理由として、上級クラスの航空券を購入するプレミアム旅客が、欧州や日本への旅行を夏の猛暑や混雑を避け、秋にシフトしている傾向を強めていることを挙げている。

9月や10月は、法人需要は高まる傾向がある一方で、レジャー旅行については7月や8月に比べて需要が下がる傾向にあった。ガラルド氏は「イタリア、スペイン、フランス、地中海地域全般、そして日本へ向かうビジネスクラス利用者の需要が大幅に伸びている。こうした顧客は、夏のピーク時期を避ける傾向にある」と指摘した。

デルタ航空やユナイテッド航空も、旅行パターンが変化しており、特に収益性の高い欧州路線を中心に秋の需要が増加していると報告している。

ガラルド氏によると、プレミアム旅客が春や秋の旅行を選ぶようになった傾向は2、3年前に始まったが、現在ではその動きが加速。11月の予約状況にも、その兆候が見られるという。

一方、エア・カナダでは、低価格志向の旅行者の行動パターンには同様の変化は見られないとしている。

この変化を受けて、エア・カナダはすでにシチリア島やマヨルカ島など欧州のレジャー目的地への便の増便を決めており、来年には新造機の納入に伴い、路線拡大も予定している。

また、整備戦略の見直しを進めている。例えば、夏場に一部の機体を整備施設に入れておくことで、9月にはそれらの機体を稼働できるようにするなど、季節による需要変動への対応力を高める取り組みを行っている。

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

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