旅館再生「女将塾」、全国27宿をつなぐ新ブランド「YADORIE(ヤドリエ)」始動、各宿の個性を残し2030年に60宿へ

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旅館の再生事業をおこなう女将塾は、2026年10月1日、全国13県・27宿の温泉旅館やホテルを繋ぐ新グループブランド「YADORIE宿GROUP(ヤドリエヤドグループ)」を始動した。日本の温泉旅館が後継者不足や経営難により減少する中、同社は旅館経営を「家業」から「企業」へとアップデートし、持続可能な経営体制を構築する「旅館再生」に取り組んでいる。

ブランドの最大の特徴は「統一しないことを、統一する」というコンセプト。効率化を目的にサービスや看板を一律に統一することはせず、各宿が長年培ってきた歴史、風土、人、過ごし方の個性を残したまま再生・変革を推進する。

ブランド名の「YADORIE(ヤドリエ)」には、「笑顔(フランス語のrire)」から着想を得て、宿での体験を通じて笑顔で満たしたいという想いと宿で働く人を「ホテリエ」のように「ヤドリエ」と呼び、主役にするという意味が込められている。ロゴマークには、何度でも帰りたくなる場所であることを願う「水引」が採用された。 

新たに開設されたブランドサイトでは、「宿の数だけ、ストーリー。」を掲げ、各宿の魅力を引き出す個別のストーリーページを公開している。具体的な施設例として、1312年開湯の歴史を持つ山形県の「東屋」や、海を眺めることに特化した静岡県の「海遊亭」などが挙げられる。

同社は今後も地方の温泉旅館再生を推進し、2030年までに全国60宿グループへの拡大を目指す方針だ。

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