山形県・尾花沢市役所は、尾花沢市持続可能な観光地域づくりに関する支援業務の委託先を公募しています。選定は、公募型プロポーザル方式を実施します。
銀山温泉は国内外から多くの観光客が訪れる一方で、特に冬季や夕暮れ時には混雑が激しく、観光客の満足度低下や安全性の懸念が生じています。この課題に対し、尾花沢市は「尾花沢市持続可能な観光地づくり協議会」を立ち上げ、「GINZAN is an ArtMuseum」のキャッチフレーズを掲げて、「魅力的な観光地であり続けるため」「「観光客から観光地として選ばれ続けるため」の取り組みを進めています。
2024年度の観光客アンケート調査では、銀山温泉の旅行満足度は高いものの、混雑の度合いが満足度を低下させ、「思っていた銀山温泉らしい雰囲気ではなかった」と回答した観光客が約半数いることが判明しました。一方で、約4割の観光客が「銀山温泉を守るためなら積極的に費用を負担したい」と回答しており、観光客はノスタルジックな景観をゆったり楽しむことを求めつつ、「銀山温泉を守りたい」という意識を持っていることが推察できました。
2024年度の実施結果を踏まえ、今後も観光客のニーズに応え、魅力的な観光地であり続けるために、2025年度は特に二つの目的で取り組みを進めます。一つ目は、観光客に対し「銀山温泉の景観や環境に負荷を与えないよう配慮する行動を求める(レスポンシブルツーリズム)」ことで、銀山温泉らしい佇まいを守り続けること。二つ目は、歴史的景観の保全や付加価値創出に必要な財源を安定的に確保することです。
これらの取り組みには国内外で先行事例があるため、それらの導入過程や反省点を踏まえ、尾花沢市にとって真に効果的な取り組みとなるよう推進する必要があります。
本業務では、尾花沢市におけるレスポンシブルツーリズムの推進と新たな観光財源制度の導入に必要な業務に関して、伴走支援します。
委託業務の内容は、以下の通りです。
(1)レスポンシブルツーリズムの推進支援(銀山温泉での過ごし方のルールづくり)
(2)新たな観光財源制度の導入支援
委託期間は、契約締結日から2026年2月27日まで。
※この情報は、当該組織の公募内容に基づき、生成AIを活用してトラベルボイスが編集しました。詳細は以下の公募掲載URLをご覧ください。
詳細情報
- 締切
- 2025年07月08日(火)
- 公募金額
- 1324万円(税込)
- 公募掲載URL
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https://www.city.obanazawa.yamagata.jp/news/3086
※上記の公募ページは、公募期間終了後、当該組織によって削除されることがあります。