星野リゾート、広島県に初進出、「界 宮島」が2026年夏開業、厳島神社・大鳥居をのぞむ、全室オーシャンビュー

星野リゾートが2026年夏、広島県に初進出する。開業するのは温泉旅館ブランド「界」で、厳島神社の大鳥居をのぞみ、JR宮島口駅、広電宮島口駅から車で5分の立地。全室オーシャンビューの客室から瀬戸内海の絶景を眺められるようにするほか、瀬戸内地域に古くから伝わる「石風呂」を再現し、地域の文化と歴史を伝える。

客室数は54室で、大浴場、石風呂、食事処、ショップなどを備える。設計は建築家・小嶋伸也氏、小嶋綾香氏が主宰する東京・上海を拠点とする小大建築設計事務所が担当する。客室は宮島を望むオーシャンビューで、カーテンやソファ、椅子には、瀬戸内海の青をイメージした色彩を取り入れ、景色と一体となるような空間をデザインする。

大浴場は最上階に設け、海を眼前にした開放的な露天風呂、あつ湯、ぬる湯の2種類を楽しめる内風呂を用意する。鎌倉時代にルーツを持つとされる石風呂は一般的なサウナよりも高温かつ低湿で、ほの暗く静かな環境で、床に敷かれたゴザの上で心身を落ち着かせることができるという。

オーシャンビューの客室:報道資料より

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