KNT-CT、2013年12月は5.7%増、通年は2012年並みに着地

KNT-CTホールディングスの2013年12月の総取扱額は、前年比5.7%増の414億7210万円となった。海外旅行が0.7%増の126億5375億円と微増となり、国内旅行は6.7%増の260億7107万円、外国人旅行も29.3%増の12億9187万円と好調を持続。2ヶ月連続で国内・海外・訪日が上回った。

団体を扱う近畿日本ツーリストは、海外団体合計で16.5%増と大きく伸長。一般団体が2.2%増、学生団体も修学旅行やそれ以外の取扱も増え、31.9%増と大幅に前年を上回った。国内団体は一般は減少したものの学生団体が上回り、合計1.0%減のほぼ前年並みに。この結果、KNT-CT全体の団体旅行の結果は、海外団体が12.8%増の39億7828万円、国内団体が1.1%減の73億9453万円となった。

近畿日本ツーリスト個人旅行は、ホリデイが東アジア方面の不調の継続と、各方面での低価格帯商品の縮小の影響で、取扱人数が減少。取扱額も21.1%減の24億8236万円となった。メイトは4.5%増の70億6885万円。これにクラブツーリズムや他社企画を含めたKNT-CT全体の企画旅行の取扱は、海外企画が8.3%減の30億1875万円、国内企画が10.7%増の140億8089万円となった。

クラブツーリズムは好調な推移で、海外旅行はSITを中心に18.7%増。国内旅行もバス部門で24.2%増、バス以外の国内旅行で14.6%増、テーマ旅行部門も18.1%増となり、いずれも2ケタ増となった。この結果、クラブツーリズムの海外旅行全体は21.8%増の31億5888万円、国内旅行全体は17.7%増の70億1074万円となった。

なお、KNT-CTの2013年1月~12月の累計では、海外旅行が8.1%減の1708億8940万円、国内旅行が2.2%増の3313億5590万円、外国人旅行が13.5%増の95億9556万円で、総額は0.8%減の5224億6655万円となり、ほぼ前年並みとなった。


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