ブランド価値ランキングの選考対象に「エクスペディア」「るるぶ」などが新たにノミネート ―日経BP

日経BPコンサルティングは、2000年より毎年実施しているブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン 2015」の選考対象ブランド一覧を発表した。旅行・観光業関連では、BtoC部門で「エクスペディア」「読売旅行」「るるぶ」「スカイマーク」「フォーシーズンズホテル」「ロイヤルパークホテルズ」、BtoB部門で「スカイマーク」「星野リゾート」「読売旅行」などのブランドが今回新たにノミネートされた(順不同)。本調査の結果は2015年3月に発表予定となっている。

「ブランド・ジャパン2015」は、一般消費者や企業による評価をもとに国内のブランド価値を総合的にランク付けするもの。2014年9月に実施された事前調査の結果より2015年版の選考対象1500ブランドを選出した(そのうちBtoC編が1000ブランド、BtoB編が500ブランド。選考対象一覧は下記のリンクから参照可能)。

2015年版ランキング対象ブランドの特徴としては、人気ゲームアニメ「妖怪ウォッチ」の発売元「レベルファイブ」が新たに加わったほか、例年選考対象となっている「Suica」(JR東日本)に加え、「ICOCA」(JR西日本)、「PASMO」(首都圏ほか)といった交通系IC電子マネー、同じく電子マネーの「au  WALLET」などがラインナップした点があげられる。他にも「HTC」「LG」「Surface」といった電子機器関連のブランド名が登場。さらに、クリスタルガラス製品の「スワロフスキー」や、外国車の「マセラティ」などの高級消費財が選出されたほか、地方に拠点を持つブランドも含まれる点も特徴だ。日経BPコンサルティングではこれらの事前調査結果について、消費多極化の表れではないかと分析している。

事前調査は、インターネット上で2014年9月3日~11日の間に実施された。企業編(総合)、企業編(BtoB)、衣、食、住、健康・福祉、車、電機・IT、流通・運輸、金融・不動産、情報・教育、趣味・レジャーの計12分野を対象に「肯定的なイメージを持つブランド」を抽出、有効回答数は1800だった。

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