和歌山県が「フリーWi-Fi大作戦」でNTTグループと協定、県内の観光拠点で展開へ

和歌山県と西日本電信電話(NTT西日本)、NTTメディアサプライ、NTTブロードバンドプラットフォームは、和歌山県内でのWi-Fi(公衆無線LAN)整備促進に向け、2015年6月16日に協定を締結した。

和歌山県では2014年の観光客総数が3000万人を超え、増加傾向にある。特に外国人宿泊客数が初めて30万人を突破し、外国人旅行者のニーズの高いWi-Fi環境の拡充が急務となっていた。そこで、「和歌山フリーWi-Fi大作戦」事業の整備事業者としてNTTグループを採択。県内全域の観光拠点に幅広くWi-Fiを展開していく。

具体的には、県内の民間施設や公共施設でのWi-Fi接続環境の拡大と、外国人観光客に対するWi-Fi利用環境の構築。Wi-Fiの活用による、外国人観光客の漢族度向上に向けた取り組みを図る。また、和歌山県の観光情報等の発信についても仕組みを構築していく。

なお、今回の協定において、NTT西日本ではWi-Fiアクセスポイントの整備、NTTメディアサプライではWi-Fiサービスの提供、NTTブロードバンドプラットフォームでは、Japan Connected-free Wi-Fiアプリの提供とFree Wi-Fiの利用実態の把握を行なう。NTTグループではこれを契機に、観光振興を含めた地域活性化を推進していく方針だ。

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