韓国、MERS終息で日本市場の早期回復へ、新作観光CMの放映開始も【動画】

韓国文化体育観光部を中心とした韓日観光友好交流団が来日、韓国観光公社(KTO)の主管のもと「日韓観光交流の夕べ」が開催された。韓国側からは文化体育観光部次官の金鐘氏、KTO社長の鄭昌洙氏など150名が参加。一方、日本側からは観光庁長官の久保成人氏、日本政府観光局(JNTO)理事長の松山良一氏など150名が集まった。


韓国文化体育観光部次官の金鐘氏

冒頭挨拶に立った文化体育観光部次官の金氏(写真右)は、韓国での中東呼吸器症候群(MERS)の終息について言及。「韓国への日本人旅行者数は減少しているものの、7月以降の冷静な対応によって、8月には昨年並みに戻るのではないか」と期待感を表した。また、日韓間の交流人口年間700万人に向けて、「政府と民間が一体となったプロモーションに力を入れていく」と意気込みを示した。

2015年6月の実績では、日本への韓国人旅行者数は前年比21.2%増の25万1500人、一方、韓国への日本人旅行者数は同41.5%減の10万1200人と対照的な結果となっている。特に、訪韓日本人数は2012年9月から前年割れが続いており、深刻な状況だ。


観光庁長官の久保成人氏

観光庁長官の久保氏は、挨拶の中で「日韓双方向の交流が重要。特に日本から韓国への旅行者の早期回復が喫緊の課題」との認識を示したうえで、「MERS終息を機に、官民一体となって日本人旅行者回復への取り組みを強化していく」と表明。韓国側には、ソウルや済州島など以外の地方の魅力を日本市場に発信していく取り組みを求めた。


韓国観光公社社長の鄭昌洙氏

KTOの鄭氏は、「遠い道ほど一緒に行けば苦も少ない」との格言を用いて、一致協力して文化観光交流を進めていくことの重要性を指摘。観光交流が日韓関係の拡大にもつながるとの考えを示した。

なお、KTOは9月1日から新しい韓国観光CMの放映を開始。韓流スターのイ・ミンホをフューチャーし、「まごころ」「よろこび」「ゆめ」をテーマに日本市場での訴求を強めていく。


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