観光業のインバウンド対応でSNS活用意向が急上昇、実施済みでは「クレジット決済」が最多 -NTTコムなど

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと実践女子大学はこのほど共同で、旅行・観光関連業務に携わる747名を対象に、「外国人観光客市場とプロモーション活動」に関する実態調査を行った。それによると、48.5%が「インバウンド市場が今後の優先課題」であると回答した(「どちらかといえば、あてはまる」「あてはまる」「非常にあてはまる」の合計)。

訪日外国人向けにすでに対応しているサービスでは、「クレジットカード決済」(55.4%)、「英語での案内」(53.9%)、「英語でのホームページ」(47.7%)などが上位となった。すでに実施しているサービス内容は以下のとおり。

NTTコム オンライン:発表資料より

また、今後実施予定・検討中のプロモーション施策では、国内外における新聞・雑誌・テレビなどを通じたメディア展開に加え、「英語でのSNS(フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなど)の開設」(42.1%)、「外国語(英語以外)でのSNSの開設」(41.5%)とする回答がいずれも4割を超えた。従来上位だった「関連団体との連携強化」「国内旅行会社への営業活動」は30%に後退。今後の施策として、SNSを活用したプロモーション施策への注目度がうかがえる結果となっている。

実施中、または今後予定のプロモーション施策は以下のとおり。

NTTコム オンライン:発表資料より

この調査は、インターネットアンケートとして実施されたもの。調査期間は2015年6月25日から7月2日まで。調査対象は、「NTTコム リサーチ」の登録モニター747名。回答者の業者属性は小売業、飲食業、宿泊業、旅客運輸(鉄道・飛行機・タクシー等)、観光、スポーツ・娯楽・演劇・施設、医療関連など。


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