HIS、聴覚障がい者向け旅行講座を2月9日に開催、手話付きで空港見学やチェックインカウンターの疑似体験など

エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は2016年2月9日に成田空港と共同で、手話を通じて海外旅行の出発手続きを疑似体験できる「成田空港内の聴覚障がい者向けバリアフリー施設を学ぶ見学講座」を開催する。参加費は無料。定員は20名で、聴覚障がい者だけでなく、手話や福祉に関心のある学生なども参加できる。

当日は空港内の設備見学をはじめ、空港カウンターでの搭乗手続きから保安検査・税関 検査・出国審査の通過、出国ゲートまでの一連の流れを参加者が実際に体験。解説は手話でおこなう。

これは、同社のユニバーサルツーリズムデスクが主催する「しゅわ旅カレッジ」カリキュラムの一環だ。

カレッジでは聴覚に障がいなどを持つ人やその家族が正しい知識を得て視野を広げ、安心して旅行を楽しむことを支援するための講座を企画。これまでには、海外旅行中の携帯電話の使い方や「お遍路」の作法・楽しみ方、テーブルマナーなど、旅行前や旅行中に知っておきたいに人に役立つ講座を企画。H.I.S.の手話対応スタッフや外部講師を招き、多くの参加者に好評を得たという。

同社では、2016年4月の「障害者差別解消法」施行も背景に、今後もあらゆる人が不安なく参加できるバリアフリー旅行の環境づくりを行う考え。

参加方法などの詳細は以下特設サイトまで。


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