外務省、ブラジル渡航者に黄熱病予防接種を呼びかけ、リオ五輪開催前の早期に

外務省は海外安全ホームページで、ブラジルの渡航予定者に対し、早期に黄熱病の予防接種を呼びかけるスポット情報を発出した。

ブラジルでは一部の地域で世界保健機関(WHO)による黄熱の予防接種が推奨されており、観光スポットであるイグアスの滝のほか、ブラジリア、ベロオリゾンテ、マナウスは該当地域となっている。

黄熱の予防接種証明書は、接種10日後から10年間有効。また、別のワクチンを接種する際には27日以上の間隔を置く必要がある。そのため、2016年8月5日から夏期オリンピックが開催されるのにあたり、渡航地域によっては予防接種を早めに実施するように促している。

なお、リオデジャネイロのみの渡航では、黄熱の感染リスクはない。また、ブラジルでは入国時に黄熱の予防接種国際証明書(イエローカード)の提示は求められないが、一部の国ではブラジルからの入国者にイエローカードの提示を求める国があるため、渡航先や経由国の対応を確認するなど、早めの準備も必要だとしている。

流行地域の詳細は厚生労働省検疫所ホームページへ。



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