米・ニューヨークの訪日イベントに約23万人が来場、回転ずしを目玉に入場待ちの行列に -Japan Week2016

日本政府観光局(JNTO)は2016年3月10日~12日まで、アメリカ・ニューヨークのグランド・セントラル駅で、訪日観光促進イベント「Japan Week 2016」を開催した。

今年は「北海道・北東北」をテーマに、米国内外の約40の自治体や協力企業、団体などが参加日本。各地の魅力をアピールした。昨年の訪日米国人は前年比15.9%増の103万人と初めて100万人を上回り、訪日旅行需要が高まっている。今回のJapan Weekでも3日間の来場者数が約23万人を超え、入場待ちの列が駅構外まで続くなど盛況だったという。

会場には米国でも訴求力のある「桜」を全体にちりばめ、桜前線の情報も提供。季節の段階を踏んで桜を楽しめるなど、日本各地の魅力を発信した。JNTOのブースでは旅行会社とともに日本の城や温泉、祭りなどの観光情報を提供。世界的人気キャラクター「初音ミク」のスタンプラリーには、多くの家族連れや若者が参加した。

また、目玉コンテンツとして設置した「回転寿司」では東北産のコメや北海道の海の幸を使った食材を提供し、地方の豊かな食の魅力をアピール。同時に、米国人旅行者に人気のカリナリーツーリズムの需要喚起を行なった。このほか、東日本大震災から5年目の節目として、特別に「東北観光ブース」も設置。ねぶた祭りや弘前城の大画面は絶好の写真スポットとして多くの人が集まった。

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