スターウッド買収合戦が加熱、中国安邦保険グループがマリオットの約500億円上乗せ額を再提示

スターウッドホテル買収をめぐる米・中企業による提案争いが、さらに白熱の様相を呈してきた。

2016年3月26日、中国・安邦保険グループ(Anbang Insurance Group)がスターウッドに対して「1株当たり82.75ドル(総額約140億ドル、約1.55兆円)」での買収を提案。21日にマリオットが提示・再合意したばかりの買収額(1株当たり79.53ドル、総額約136億ドル、約1.5兆円)をさらに上回る額を提示した。

スターウッドは安邦保険グループによる再提示について「優れた提案(Superior Proposal)」という言葉を用いて表現しながらも、慎重に検討を進める旨コメントを発表。3月28日に予定していたマリオットとの合併に関する株主総会は4月8日まで延期される見通しとなっている。

2015年11月当初、スターウッドは1株当たり72.08ドル(総額約122億ドル、約1.3兆円)でマリオットによる買収に合意していた。

しかし、3月18日に中国・安邦保険グループがマリオットの提案を上回る1株当たり76ドルから78ドル(総額 約129億ドル~132億ドル)で株式全額を取得する新買収案を提示。さらにその後、マリオットは新たな買収案を「一株当たり79.53ドル(現金21ドルとマリオットの0.8株、合計約136億ドル)」として再提案。直後の3月21日にスターウッドがその内容を受け入れ、マリオットと再合意していた。


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