40代~60代のデジタルライフ、ネットショッピング利用は約7割、LINEで子・孫と連絡する60代が56%に ―博報堂

博報堂新しい大人文化研究所はこのほど、40代から60代までの中高年を対象にしたライフスタイル調査をおこなった。それによるとこの世代が所有するデジタル機器は、パソコン(95.7%)が最も多く、「携帯電話(スマートフォン以外)」が48.5%、「スマートフォン」が48.3%、「タブレットPC」が20.9%だった。

またデジタル機器を使っておこなっていることの1位は「サイト閲覧」(97.3%)で、2位「メール送受信」(92.7%)、3位「オンラインショッピング」(69.1%)、4位「動画投稿共有サービス」(36.5%)と続いた。

なかでも、オンラインショッピングの利用は、50代と60代が40代を超える割合を示したのが特徴だ。

40代~60代によるデジタル機器の主な用途は以下のとおり。

博報堂新しい大人文化研究所:報道資料より

なお、SNSの利用状況をみると、40代から60代のすべての世代で「LINE」は家族や直接会う機会のある友人・知人とのコミュニケーションに利用される傾向が強いほか、60代では「離れて暮らしている家族(子供・孫)」(56.3%)が多数を占めた。

また、「昔付き合いのあった友人・知人」とのやりとりではFacebook(40代44.0%、50代43.2%、60代38.9%)やミクシィ(40代44.9%、50代38.0%、60代46.5%)が多い結果となった。

今回の調査は、博報堂新しい大人文化研究所が40~60代を「新しい大人世代」と定義して継続的におこなっているもの。

1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)、中小都市(首都圏、熊本市、岡山市以外の政令指定都市および岩手県、宮城県、福島県を除く)を対象に実施。調査期間は2015年3月20日から22日まで。サンプル数は2700。


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