東武鉄道が日光「金谷ホテル」を買収、名門施設を傘下に日光地区の魅力創出へ

東武鉄道は2016年8月30日、栃木県日光の老舗リゾート施設「金谷ホテル」の子会社化を発表した。金谷ホテル投資事業有限責任組合と金谷ホテル従業員持株会を相手先として株式を取得するもの。取得後の持ち株割合は議決権ベースで63.4%となる見通し。

「金谷ホテル」は1873年に「金谷カッテージ・イン」として創業された施設。外国人向けとしては国内最古のリゾートホテルにあたるうえ、国指定登録有形文化財として日光エリアの代表的な観光資源になっている。

なお、金谷ホテルの2015年11月期の業績は、売上高が14億3900万円、営業利益が2600万円、経常利益が200万円、当期利益が100万円。東武鉄道は今後、金谷ホテルの事業基盤強化を進め、日光地区全体のさらなる魅力創出につなげる考え。

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