外務省、インドネシア・ジャカルタに注意喚起、12月2日の大規模集会の予定で

外務省は2016年11月30日、海外安全ホームページで、インドネシア・ジャカルタでの大規模集会の予定に伴い、スポット情報で注意喚起を発出した。

大規模集会が予定されているのは12月2日(現地時間)。デモはジャカルタ特別州知事の身柄拘束を求めるもので、集会の一部が暴徒化する可能性があるという。

先月11月4日にも、イスラム教を冒涜する発言をしたとして同州知事に対する法的プロセスを求める大規模デモが発生。一部が暴徒化し、北ジャカルタの一部地域では商店の略奪事件も発生した。

インドネシア国家警察はアホック知事を宗教冒涜等の容疑で容疑者に認定したが、11月4日のデモを主導したイスラム団体が同知事の身柄拘束を主張しており、12月2日の集会を発表した。これらの動きを受け、国家警察は12月2日午前8時から午後1時までの集会を許可した。

こうしたことから外務省ではインドネシアへの渡航・滞在予定者に対し、集会が行なわれるイスティクラル・モスクやジャカルタ州庁舎、大統領宮殿など、独立記念塔(モナス)周辺に近づかないように呼びかけている。その他、詳細は海外安全ホームページへ。


みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…