東北6県に特化した新たな旅館予約サイト、パソナと韓国企業が共同で公開、韓国人旅行者の誘客へ

宮城県仙台市を拠点に東北でのインバウンド観光開発を手掛けるパソナグループのVISIT東北は、2016年12月1日、韓国のKyushuro社と共同で東北6県に特化した旅館予約サイト「TOHOKURO(東北路)」を公開した。韓国人旅行者の東北への集客を目指すもの。

九州を対象に展開中の予約サービス「KYUSHURO(九州路)」がもつ顧客ネットワークを活かし、東北の観光地や宿泊施設、グルメなどを紹介していく。

今回の取り組みは、復興庁が東北へのインバウンド誘客を支援する「新しい東北」交流拡大モデル事業に選定されている。今後、国内では受け入れ施設の開拓や営業を進めるほか、電話多言語通訳サービスなどの環境整備も実施。さらに観光事業者向けのインバウンドセミナーなどもおこなう計画だ。一方の韓国では、パワーブロガーによるルート視察や情報発信、SNSを通じたプロモーション、韓国大手検索サイトのキーワード広告なども予定。事業モデルを構築したのち、台湾や香港などの他エリアでの展開にもつなげる考え。

「TOHOKURO」のサイトイメージは以下のとおり。

パソナグループ:報道資料より

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