スイス、観光客誘致の2017年夏テーマは「リラックスする旅」、創立100年でアートイベントも多数開催

スイス政府観光局はこのほど、2017年に迎える創立100周年を記念する複数のイベントを発表した。同時に、2017年夏のテーマ「バック・トゥ・ネイチャー」、都市のテーマ「アートを楽しむ旅」も紹介している。

100周年記念イベントとしては、スイスならではの魅力が詰まった複数の展覧会などを実施。2017年5月7日までの間は、ローザンヌのエリゼ写真美術館にて外国人写真家5名による写真展を実施。7月9日までは、チューリヒのデザイン・ミュージアムで観光ポスター展を開催する。そのほか、スイス政府観光局の公式サイトでも100年の歴史を振り返る画像や映像を交え、さまざまなエピソードを紹介していく。

また、2017年のスイス観光局の都市のテーマ「アートを楽しむ旅」でも、多数の美術館や博物館、ギャラリーを通じた文化体験を訴求。人口比に対してトップクラスの美術館数を誇るスイスにて、小規模な美術館や収蔵品など、現地でしか出会えない体験の魅力を味わってほしいとしている。

なお、2017年から2年にわたる夏のテーマは「バック・トゥ・ネイチャー」に決定。2017年はスイスの自然に癒される「リラックスする旅」として、カヌーやキャニオリング、星空観察や山小屋滞在といった大自然を堪能できる旅行を紹介。 続く2018年には「アクティブな休暇」を紹介していく計画だ。

スイス政府観光局が創設されたのは、第一次世界大戦中の1917年のこと。国全体を観光地としてプロモーションする役割を持つ国家組織として誕生したことを起源に、現在では世界に26支局・約250名の従業員を配置。観光のみならずMICE利用先としても魅力のあるスイスを紹介する活動をおこなっている。詳細は公式サイトまで。

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