九州のインバウンド客が過去最高、4月の国別トップは倍増の韓国、アジア4カ国が6割強に

九州観光推進機構は2017年4月(確定値)と5月(速報値)の九州への外国人入国者数を発表した。それによると、4月は前年比52.3%増の39万9,076人となり、22ヶ月連続で25万人を超え、単月として過去最高を記録した。これにより、2017年1〜4月の累計は同36.2%増の150万9,242人となり、これまでで最も早く150万人を超える結果となった。2016年通年の実績は過去最高の372万人。

4月の国籍別では、トップは韓国で同105.3%増の18万636人。次いで台湾の3万1,070人(同18.3%増)、香港の2万719人(同71.0%増)、中国の1万7,330人(同14.7%増)となった。

1月〜4月の国籍別トップは同じく韓国で同51.2%増の73万1,188人。次いで台湾の11万2,940人(同0.9%増)、中国の7万8,530人(同5.5%増)、香港の7万723人(同20.7%増)となり、この4カ国/地域だけで全体の65.8%を占めた。

5月の速報値は、通過上陸以外の通常入国で同107.0%増の26万2,192人になり、単月としては過去4番目、5月としては過去最高を記録する見込み。

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