フランス、文化財修復にロト(宝くじ)を導入、地域の財政手段として補助金に

フランス観光開発機構によると、同文化省と遺産財団は先ごろ、フランス大統領府でマクロン大統領のもと、「文化財ロト」の収益利用に関する合意書を調印した。

フランス政府では2017年12月28日付で、文化財の修復にあてる「文化財ロト」を可決。危機的状況にある地域文化財の調査と修復する財政手段として打ち出した。毎年9月第3週末に開催される「欧州文化遺産の日」にあわせて実施し、得られた資金を遺産財団が管理する「危機に瀕した文化財」の修復の補助金として供給する。第1回の文化財ロトの抽選日は2018年9月14日で、同時にスクラッチくじも実施。今後、最低3年間は継続されることが決まっている。

フランス宝くじ公社によると、文化財ロトがフランス国家にもたらす額は1500万~2000万ユーロ(約19.7億円~26.2億円)。これを、2018年度は公共および民間プロジェクト約100件の修復工事に使用する。対象は、農村、住宅、宗教、産業、葬祭、軍事、庭園などに関連する遺産で、すでにフランス文化省と遺産財団が1800件のプロジェクトを候補として選出している。

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