インスタ映え消費は「旅行・観光」がダントツ55%、30代・40代は若者を上回る積極性、男性はこだわり撮影の傾向に

SMBCコンシューマーファイナンスが実施した「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2018」で、SNSにアップする写真や動画を撮影するために消費をしたことがある30代・40代は、回答者の約6割に及んだ。「インスタ映え」が流行語となり、特に若い女性が投稿する写真や動画の撮影のために消費をする動向が注目されたが、20代の経験率33.0%を大きく上回った。

30代・40代がSNS映え消費で使用した内容は、「旅行・観光(絶景スポットなど)」が55.0%で最多。次いで、「料理(自作弁当や調理家電など)」が13.9%、「レジャー(ナイトプール・アウトドアなど)」が13.4%となった。

性別で見ると、男女とも「旅行・観光」が1位だが、特に男性(60.9%)が女性(49.2%)を大きく上回っている。男性は「カメラ・ビデオカメラ(アクションカム・トイカメラ)」(10.7%)が4位になっており、こだわりを持って撮影に出かける人も多そうだ。

なお、毎月自由に使えるお金の平均額は3万272円で、2017年よりも1623円減少。ただし、現在の貯蓄額の平均は30代が198万円、40代が316万円でそれぞれ昨年(30代:117万円、40代:150万円)と比べて増加した。

同調査は2018年1月10日~15日まで、30~49歳の男女を対象にインターネットで実施。有効サンプル1000名の集計結果を公開した。

SMBCコンシューマーファイナンス:発表資料よりSMBCコンシューマーファイナンス:発表資料より

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