ニトリ、宿泊事業に参入、小樽の老舗旅館「銀鱗荘(ぎんりんそう)」所有権を取得、地元の観光振興に貢献へ

ニトリの子会社でマーケティング事業などをおこなう「ニトリパブリック」は、北海道小樽市の宿泊施設「銀鱗荘(ぎんりんそう)」の所有権を取得する。承継日は2018年8月20日。

「銀鱗荘」は、石狩湾に囲まれた立地にあり、明治時代初期に大網元の屋敷として建造された「旧・鰊御殿(にしんごてん)」として知られる建物。漁場である余市で建築され平磯岬への移築後、1939年(昭和14年)に料亭旅館として創業した。1986年(昭和61年)には大規模改装をおこない、現在は本館・新館あわせて全18室を運営している。

今回の事業継承にあたり、ニトリは「本施設において超一流のサービスを提供し、道内外・行内外からの観光客を招き入れることで小樽エリアの振興に貢献していきたい」としている。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…