ルフトハンザグループが新会社、航空以外の旅行体験の改善へ、旅行と移動サービスのプラットフォームで

ドイチェルフトハンザAG(ルフトハンザグループ)とルフトハンザイノベーションハブは、ベルリン拠点のスタートアップ企業「Yilu」を立ち上げた。

各社が提供する旅行サービスやモビリティサービスを、エンドツーエンドの単一プラットフォームで提供するもので、ホテルや航空会社、旅行会社などのパートナー企業が、プラットフォーム上の旅行やモビリティに関するサービスにアクセスし、自社のアプリやウェブサイトで表示できるようにする。これにより、フライトに限らず旅行体験の改善を目指し、全てのサービスをスマートにリンクしていく。

すでに、最初のパートナーであるタクシー配車アプリ「mytaxi」を、ユーロウイングスのアプリに統合。これにより、ユーロウイングスのユーザーは同アプリ経由で、mytaxiの空港送迎タクシー予約ができるようになった。タクシーのピックアップ時間は、フライト情報にあわせて自動的に判断されるという。

年内には大手旅行会社との連携も開始する予定。今後はパートナーネットワークのほか、レコメンドエンジンのさらなる拡充も行なう予定だ。あわせて、Yiluチームも現在の15か国25人体制から、2019年夏までに人員を倍増する計画だとしている。

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