神戸観光局、外出禁止が続く世界にSNS発信、イメージ喚起の動画配信でフォロワー数増加に成功

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界中で外出禁止や外出自粛が続くなか、神戸観光局はSNSを活用した情報発信を強化している。2月からターゲットを絞った動画による広告展開で、神戸旅行のイメージ喚起とフォロワーの獲得を積極的に展開してきた。

神戸観光局によると、2020年2~3月に投稿された記事の閲覧者数は全世界で延べ350万人。同局が運用するSNSアカウントそれぞれのフォロワー数は、Facebook日本語3万人、英語 12万5000人、中国語(繁字体) 2万1000人、Instagram日本語 1万8000人、Weibo中国語(簡字体) 1万7000人、合計で20万人を突破し、2020年当初から3か月までで約35%増加した(2020年3月25日時点)。

PR動画では、欧米豪市場に対しては訴求性の高い「神戸牛」「有馬温泉」「日本酒」を全面的に打ち出した動画を配信。台湾香港などアジア市場には、ターゲットである20~30代の訪日リピーター女性層に向けた、神戸滞在のイメージ喚起となる動画を配信した。その結果、2020年1月~3月25日までの再生回数は46万回を超えた。

また、2020年2~3月に卒業旅行を計画する学生に向けたPRも実施。ホームページFeelKobe内に作成した特集ページへの流入を目的に、FacebookとInstagramでのターゲティング広告に加えて、Google検索広告を活用したPRを展開した。その結果、特集ページへの累計アクセス数は、Facebook経由 1974件、Google経由2394件を含め、計6517件となった。

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