中国、春節休暇の国内旅行者は6億人、観光支出は約18.3兆円に、中国国内の観光地は活況

写真:ロイター通信

中国文化観光省は、2026年2月15日から23日まで9日間にわたった春節休暇期間の国内旅行者が5億9600万人、観光支出は8035億元(約18.3兆円)に達したと発表した。中国政府は、国内消費の活性化を目的に、春節連休を初めて9日間に延長した。

ロイター通信が文化観光省のデータに基づき算出したところ、いずれも2025年の連休期間(8日間)の国内旅行者数と比較して約19%増加。一方、旅行1回あたりの国内観光支出は0.2%減少した。

期間中、中国国内の観光地は観光客で賑わいをみせた。四川省の九寨溝には、期間中に前年比17.7%増の18万2700人が訪れた。また、中国中部の人気山岳公園を擁する張家界市は、公式WeChatアカウントで、春節休暇の最初の5日間の観光客数が前年同期比10.3%増加したと発表した。

大都市も観光客で賑わった。上海当局によると、上海への観光客数は同8.4%増の2167万人となり、観光関連支出も同20.9%増の256億元(約5840億円)に達した。北京では、観光客数が1984万人、観光関連支出総額は331億4000万元(約7561億円)となった。

飲食業界も好調で、商務省が調査している主要な外食事業者の売上高は、昨年の連休期間中と比較して5.2%増加した。火鍋チェーンの海底撈(ハイディラオ)は、休暇期間の最初の5日間で全国で700万人以上を集客した。

一方で、映画館の観客動員数は減少。チケット販売プラットフォーム「猫眼」のデータによると、春節の興行収入は同39.5%減の57億5000万元(約1312億円)。総入場者数も同35.8%減の1億2000万人に落ち込んだという。

※人民元円換算は1人民元23円でトラベルボイス編集部が算出

※本記事は、ロイター通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

注目企業 セレクトSPONSORED

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…