2020年2月の外国人宿泊者数は40%減、新型コロナの影響顕著、宿泊稼働率も軒並み大幅減

観光庁が発表した宿泊旅行統計によると、2020年2月の延べ宿泊者数(第1次速報)は同4.3%減の3812万泊と前年割れになった。日本人は同5.2%増の3320万泊と前年を上回ったが、外国人は同40.4%減の492万人泊となり、新型コロナウイルスの影響が表れた結果となった。

また、客室稼働率も全体では同8.0ポイント減の53.0%と大幅に下落。旅館が同4.0ポイント減の34.2%、リゾートホテルが同8.5ポイント減の50.3%、ビジネスホテルが同9.5ポイント減の65.8%、シティホテルが同19.2ポイント減の60.2%となり、軒並み大幅減となった。

報道資料より一方、2020年1月の日本人と外国人を含む全体の延べ宿泊者数は、前年比9.6%増の4316万人泊だった(第2次速報)。このうち、日本人は同7.7%増の3345万人泊、外国人は同16.9%増の970万人泊となった。

1月の延べ宿泊者数を都道府県別でみると、1位東京都(608万人泊、19.9%増)、2位大阪府(354万人泊、1.4%増)、3位北海道(300万人泊、9.6%増)、4位千葉県(234万人泊、16.7%増)、5位京都府(208万人泊、69.8%増)で、上位5位は前年同月と変わらなかった。

さらに、外国人宿泊者数に限ると、1位東京都(237万人泊、26.4%増)、2位大阪府(150万人泊、2.3%増)、3位北海道(108万人泊、6.5%減)、4位京都府(89万人泊、113.8%増)、5位沖縄県(51万人泊、3.0%減)。3大都市圏の伸び率は28.5%だったのに対して地方は2.4%増。地方については、2019年1月が前年比15.3%増だったことから、伸び率が鈍化している。

外国人宿泊者数を国籍別でみると、1位中国(308万人泊、41.8%増)、2 位台湾(129万泊 、23.5%増)、3位香港(71万泊、42.4%増)、4位韓国(51万泊、61.5%減)、5位アメリカ(47万泊、32.5%増)でとなり、この5カ国・地域で全体の70.7%を占めた。伸び率トップは15位のベトナム(5万3000人泊、86.3%増)。

報道資料よりこのほか、2020年1月の客室稼働率は同0.8ポイント増の54.0%で、リゾートホテル(52.3%、0.2ポイント増)、旅館(33.6%、0.1ポイント増)、ビジネスホテル(65.7%、0.3ポイント増)が微増となった一方、シティホテル(67.6%、2.1ポイント減)は微減となった。 

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