外国人観光客受け入れを再開したドバイ、入国からホテルの対策まで、ドバイ政府観光・商務局が現地最新情報を発信

2020年7月7日から外国人観光客の受け入れを再開したドバイ。エミレーツ航空(EK)も日本線運航を再開しているが、実際の入国、規制緩和などの状況はどうなっているのか。ドバイ政府観光・商務局が7月10日現在の現地最新情報をまとめている。

まず、入国の際には96時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書を提出、もしくはドバイ空港到着時にPCR検査が必須。そのほか、新型コロナウイルスに対応した海外旅行保険の加入、健康申告書の提出、アプリの登録が必要となる。

家族向けのエンターテイメント、アトラクション、展望台、公園、ビーチ、ショッピングモール、レストラン、カフェなどは営業。消毒対策のほか、検温チェックが行われている。また、人気ホテルのひとつである「ジュメイラ・アル・ナーシム・ホテル」は、宿泊客が利用した客室はチェックアウト後3日間使用しない、エレベーターは1組のみで利用するといった対策を実施。衛生基準を満たし、安心して滞在してもらうための対策が取られている。

また、ドバイ空港では手袋、マスクの着用が必須だ。体温感知センサーを設置し、すべての人の体温を監視している。チェックインカウンター前には2メートルごとに並ぶよう、足元に目安の印がつけられている。

こうした取り組みを受けて、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は、ドバイを安全な観光地として認定。「安全な旅」認証スタンプを発行している。

WTTCのスタンプ

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