国連観光機関とグーグル、DMO向けにデジタル化トレーニングを提供、政策立案支援も世界展開へ

国連世界観光機関(UNWTO)とグーグルは、世界の観光需要回復に向けて新たな連携を行う。DMO向けにグーグルが開発した新しい能力開発カリキュラム(Capacity Buidling Curriculum)を提供することで、デジタル化を支援し、アフターコロナでの持続可能な回復を目指していく。

両者は現在、観光需要回復に向けた取り組みとしてグーグル・トラベル・インサイトでのデータ共有で協業しており、新たな能力開発カリキュラムはそれを補完するものとなる。

さらに、両者が取り組んでいる「ツーリズム・アクセレーター・プログラム」について、パイロット版として、2020年にヨーロッパ、中東、アフリカ向けに立ち上げられたが、これを世界展開する。このプログラムは、データの効果的な活用を通じて、回復に向けた政策立案を支援するもの。

このほか、グーグルは、UNWTOが主催するスタートアップコンテストなども支援する。

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