年末年始の消費意向、旅行は増加もコロナ前よりは低い傾向、「節約したい」派に高いポイント活用意識

ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、「第50回 Ponta消費意識調査」を「Pontaリサーチ」で実施した。消費者の意識とポイントの利用意向を把握するために行われたもの。実施期間は2021年11月25日~11月28日。

それによると、「年末年始に購入・消費したい商品・サービス」でトップとなったのは「(ふだん食べる)食品」(47.1%)となった。次に「(お取り寄せなど特別な)食品」(37.3%)、「外食」(15.1%)が続いた。旅行(宿泊を伴うもの)は、前年の6.7%から7.9%に増加し、6位となったものの、コロナ前の水準(2019年10.0%、2018年11.7%、2017年10.3%)には届いていない。

節約志向については、「節約したい」派は59.1%で、前回調査(2021年10月)よりも2.0ポイント減少した。

ポイントサービスの利用意向については、「節約したくない」派では、「分からない・決まっていない」が43.6%と最も高く、「節約したい」派では、「今使いたい」が46.9%と最も高い結果となり、「節約したい」派に高いポイント活用意識が伺える結果となった。

また、ポイントを使いたい理由では、「節約のため」 が44.8%と最も高く、「ポイントをつかってプチ贅沢をするため」(36.8%)が続いた。ポイントを使う目安では、「1001~5000ポイント」たまったときが29.5%で最多。

このほか、ポイントのため方については、節約したい派は、節約したくない派よりも「一度の買い物で、 ポイントの多重取りをする」が11.8ポイント高い結果となった。また、全体では「アンケートやイベント等に参加して、買い物以外でポイントをためる」 (49.3%)が最も多く、次いで「キャッシュレス決済をして、ポイントをためる」(45.3%)となった。

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