南海電鉄沿線で「高付加価値」旅行の提供開始、高野山・金剛峯寺で「没入型演劇体験」、イノベーション創出事業の一環で

南海電気鉄道(南海電鉄)と富裕層向け体験プログラムを提供するエクスペリサス社が2022年7月から、南海沿線の観光資源を活用した高付加価値旅行商品の提供を開始する。関西イノベーションセンターが運営するイノベーション創出拠点「MUIC Kansai」の課題解決プログラムに採択された取り組み。高野山エリアの関係者と連携しながら、富裕層をはじめとした新規顧客の誘客を図る。

第1弾は、高野山での特別体験・宿泊プラン。拝観時間終了後の金剛峯寺を舞台に、役者が絵師らを演じながら参加者に内部の施設や仏教美術、空海の逸話などを案内する「没入型演劇体験」を提供する。観客自らが、役者とともに演劇内に参加する趣向だ。 役者は、 鎌倉~南北朝時代に活躍した絵師「巨勢有康(こせのともやす)」と、 その相手役となる表具師(職人)を  演じ、 観客は表具師見習いとして参加する。

日程は7月17日、8月20日、9月17日、10月9日、11月5、19日の計6回で、料金は7700円。今後、宿泊も組み合わせたオーダーメイド型の旅行商品も順次提供する。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…