英ロンドン空港、今夏、1日の旅客数を10万人に制限、9月11日まで、需要急増に人員確保が追いつかず

英ロンドン・ヒースロー空港は、今夏、旅行需要の急増とスタッフ不足に備えるため、1日の旅客数に上限を設け、2022年9月11日まで1日10万人に制限することを明らかにした。すでに、航空会社に対して航空券の販売を制限するように要請しているという。

英国の航空当局は、ヒースロー空港に対して、航空会社のスムーズな運航を保証するとともに、発着枠を使用しなかった場合でも罰則を課さないように要求している。

ヒースロー空港のジョン・ホーランド・ケイCEOは、乗客に向けた公開書簡のなで「一部の航空会社は重要な行動をとったが、他の航空会社は行動を起こしていない。乗客が安全で信頼できる旅をするためには、さらなる行動が必要だと考えている」と述べた。欠航や減便を決めた航空会社と、そうでない航空会社があることを指摘している。

ヒースロー空港によると、現在のところ今夏の1日あたりの総座席数は10万4000席に達する見込みで、処理能力を4000席上回っており、すでにその4000席のうち約1500席が販売済みだという。

ヒースロー空港で最大の便数を運航しているブリティッシュ・エアウェイズは、4月から10月の間に予定されているフライトの11%をすでに削減。しかし、さらに欠航するかどうかについてはコメントを避けている。

同様な措置は、欧州の他の空港でも見られる。アムステルダムのスキポール空港では、1日最大1万3500人の乗客を削減。ロンドンのガトウィック空港でも運航便数の制限を実施している。

ヒースロー空港は、昨年11月に採用活動を開始し、7月末までにセキュリティスタッフがパンデミック前のレベルに戻ると予想しているものの、カウンタースタッフ、グランドハンドリング、手荷物処理など空港運営で必要な人員はまだ不足しているという。

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