新幹線車内が「仕事場」としてさらに進化、新たにパーテーションで仕切られた座席、「ひかり」と「こだま」にも導入

JR東海は、東海道新幹線車内のビジネス環境をさらに充実させる新たなサービスの提供を始める。現在は、「のぞみ」の7号車をモバイル端末などを使用した仕事が可能な「S Work 車両」として設定している。

新しいサービスでは、7号車の一部の3人掛け席の中央(B席) にパーティションをAとC席に設置する。また、手元にスライドさせると傾斜するテーブルに改良することで、ノートパソコンなどを使いやすくする。この改良した座席は、従来と同様にオンライン予約「EXサービス」で普通車指定席として発売を開始する。開始時期は2023年10月20日。

また、「S Work 車両」を「ひかり」と「こだま」にも拡大。改良したシートも設定する。さらに、今年7月以降、全座席のリクライニング角度を従来よりも小さくすることで、 モバイル端末などが利用しやすい環境にするほか、2024年春以降は駅の窓口や券売機等でも購入できるようにする。

このほか、現在、N700Sの一部編成で試験導入している「ビジネスブース」全編成に導入。本格導入する2023年10月1日以降は有料化する。

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