国宝・松本城でプレミアムディナー、1名10万円、高級ホテル連合の協力で信州の食文化を世界に

長野県の老舗旅館「扉温泉 明神館」を基盤とする扉ホールディングスは、2023年10月16日と17日に国宝・松本城の本丸庭園でプレミアムディナーイベント「Delicious Journeys in Matsumoto」を開催した。

同イベントは、観光庁の「観光再生始動事業」の採択事業の1つ。世界の最高級ホテル・レストランが加盟するルレ・エ・シャトーの協力のもと、信州の郷土色や地域食材を世界に発信し、インバウンド誘客による地域経済への貢献や持続可能な観光地域づくりを目指したもの。

イベントには、扉ホールディングスをはじめとするルレ・エ・シャトー厳選のシェフ9名、世界各国から2日間で80名のゲストが来場。長寿を誇る信州の伝統野菜や発酵食品などの食材・食文化と、松本の土地性を踏まえた特別なコース料理を提供。松本城のロケーションを生かしたアートや音楽などの演出もおこなった。

参加料金は、料理と酒などのペアリング代などを含め、1名10万円。収益の一部は松本市に寄付し、松本城の維持・修復費用として活用する。

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