和倉温泉観光協会、地震からの復興へクラウドファンディング開始、施設の損害は1000億円以上に

石川県七尾市の和倉温泉では能登半島地震で大規模な損壊被害を受けたことから、和倉温泉観光協会は復興に向けたクラウドファンディングを開始した。実施期間は2024年2月15日~5月15日。目標金額は2000万円。

地震によって、現在でも22の旅館(全客室数約1300部屋、収容人数約6600名)すべてが休業に追い込まれており、和倉温泉では開湯1200年以来、最大の緊急事態と訴えている。

同協会によると、旅館をはじめ、温泉施設、商店、海沿いの護岸、グラウンドなどの損害は概算で1000億円以上になるという。今年1月~2月の宿泊見込み数は約7万7000人だったが、地震の影響ですべてキャンセルされたことで、約20億円の売り上げが損失した。3月、4月もキャンセルが相次いでいるという。

クラウドファンディング 特設ページ

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…