民泊エアビー、高級宿泊施設の取り組み再強化か、チェスキーCEOがホスト向けサミットで明らかに【外電】

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Mojahid Mottakin - stock.adobe.com

エアビーアンドビー(Airbnb)が再び高級宿泊施設市場への取り組みを強化しようとしている。サンフランシスコで開催された招待生の年次ホスト向けサミットで、同社CEOのブライアン・チェスキー氏が高級宿泊施設への取り組みを再開する意向を明らかにした。

今回の取り組みは、2019年6月に開始されたもののパンデミックにより投資が宿主された「Airbnb Luxe(ラックス)」プログラムの再構築、あるいはそれに似たサービスの再開につながるとみられる。

しかし、Airbnbはこれらの計画を公式には発表しておらず、詳細なコメントも控えている。

米観光産業ニュース「Skift」が入手したホスト向けサミットの資料(スライド)によると、認定を受けるために物件が満たすべき基準が示されていた。まず、卓越した住宅デザイン、高級住宅街という好立地、ゲストのプライバシー確保、設備の整った高級キッチンを備えていることなどが挙げられている。

また、主寝室にキングまたはクイーンサイズのベッドと専用バスルーム(エンスイート)を備えることなどが示された。

設備については、専用の洗濯機・乾燥機、全館空調(冷暖房)完備であることが求められる。

サミットに出席した物件管理会社担当者によると、ホストが申請を行うと、専門チームが立地、住宅の品質やアメニティなどの基準を満たしているかどうかの観点からリスティング(掲載物件)を評価する。一次審査を通過すると、申請プロセスは二次段階へと進み、現地での検査を経て、最終的に認定の可否を判断するという。

Airbnb Luxe 1.0

Airbnb Luxeの初期の取り組みは、2017年にAirbnbが買収した「Luxury Retreats(ラグジュアリー・リトリーツ)」の事業を基盤としていた。その最大の特徴は、単に宿泊施設を提供するだけでなく、滞在の付加価値となるサービスを組み合わせて提供していた点にある。具体的には、すべての予約に対して専任の「トリップデザイナー」が付き、ゲストをサポートする体制が整えられていた。

しかし、Airbnbは2020年5月、パンデミックの影響を受けて従業員の25%を削減するとともに、ホテル事業やAirbnb Luxeを含むいくつかの分野への投資を縮小した。

現在でも公式サイト上にはAirbnb Luxeの名残がわずかに見られる。例えば、一部の検索では依然としてLuxeの絞り込み機能が利用可能だ。

チェスキー氏が掲げる優先事項

サミット参加者によると、チェスキー氏は講演の中で、厳しい規制が課されている都市のホストへの支援、Airbnbにおける宿泊施設の供給拡大、新たな顧客層の開拓を優先事項として挙げたという。

また、チェスキー氏はホストに対し、Airbnbのホテル事業への進出がホストに悪影響を及ぼすことはないと明言した。

※編集部注:この記事は、米·観光専門ニュースメディア「スキフト」から届いた英文記事を、同社との正式提携に基づいて、トラベルボイス編集部が日本語翻訳·編集したものです。

オリジナル記事: Airbnb Is Rebuilding Its Luxe Program for High-End Homes: Scoop

筆者:Dennis Schaal氏


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