キャンピングカー旅行、予算・期間が拡大傾向、シニア夫婦の旅行増加

日本RV協会がキャンピングカーユーザに実施した2013年夏の旅行予定の調査によると、旅行に費やす予算、日数ともに増加している傾向が明らかになった。

調査結果によると、1回の旅行予算が「3万円~5万円未満」が22.7%で最多。2位は「1万円~3万円未満」(18.9%)、3位は「5万円~8万円未満」(16.3%)で、5万円以上の回答は合計で54.2%。前回の38.3%から15.9ポイントも増加した。

一方、旅行に費やす日数についての最多は「2泊3日」(28.1%)、次いで「3泊4日」(20.2%)、「1週間程度」(14.1%)と続く。また、1週間以上の休みを取得する人の合計が32.4%。昨年の23.7%から8.7ポイント増加している。旅行の同伴者については「夫婦2人」(52.1%)が最多で、前回よりも11.1ポイント増加。逆に「3名~5名」(34.6%)は前年の45.7%を9.1ポイント下回っている。同協会はリタイヤ世代の増加でキャンピングカー旅行が長期化していると分析、さらにシニア夫婦の増加が特徴的だとしている。

なお、人気の方面は北海道(24.8%)が1位で、東北(19.7%)、北信越(14.8%)と続く。気候の涼しいイメージのエリアが上位を占め、暑いイメージの地域が敬遠される結果となった。ただし、九州は10.6%で、全体の4位になっているという。

同調査は2013年6月18日~7月17日まで、協会のホームページにアクセスしたキャンピングユーザー330人を対象に実施した。


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